LPOツールの比較と今すぐすべきCVR改善施策事例

しょーりさん
109

好きなLPO施策は訴求内容を1つに絞ること。どうも、しょーりです。

皆さんはどのようなLPOが好きですか?LPOを検討中?LPOツールを検討中?

なるほど、それでは今回はLPOツールの比較と今すぐすべきCVR改善施策事例をご紹介します。

これを読むだけでLPOツールを導入するべきかや、どういったLPO施策があるかを理解することができます。

ちなみに弊社ではビーンズというLPOに使える具体的でCVR改善する確度の高い施策を毎月ご提案する事業があります。

初回のお打ち合わせで無料でサンプルのご提案を差し上げます。

よければご確認ください。

ビーンズ:https://leango.co.jp/beans/

LPOとは何か

基本ですがLPOとはランディングページオプティマイゼーションの略称です。ランディングページの最適化をすることであり、簡単にいうとCVしやすいようにランディングページを改善することです。LPOをするということはLPのCVRを改善することであり、サービスのCV数を最大化するために取り組むべき業務です。

CVR改善、グロースハックをすぐに始めたい方は以下の記事をご覧ください。

【保存版】初心者が始めるCVR改善の実践フロー

【保存版】初心者でもできるグロースハック、サービス改善の方法を考えてみた

LPをとりあえず作ったけど、改善をしていないサービスこそ取り組むべきです。

CVRが少しでも改善すると広告の費用対効果も大きく改善するからです。

LPOツールとは何か

そして本記事のテーマであるLPOツールの解説です。LPOツールとはLPOをより効率的に行うためのツールです。

具体的にできることはABテストやツール上でLPの編集、ヒートマップなどツールによって多種多様な機能を持っています。

もしもLPOツールの導入を考えている方は、必要な機能を明確にしてから選ぶと良いでしょう。

ほとんどのLPOツールで用意されている機能は以下が多いです。

LPOツールの機能1:ABテスト

LPOツールどころかポップアップツールにも必ずと言っていいほど、機能として備えられているのがABテスト機能です。現状の画面とテストパターンの画面でどちらの性能(CVR)が高いかを競わせます。

LPOツールによってはLPのリダイレクトで行ったり、システムでの振り分け処理を行ったり、同時に複数のABテストができるものがあります。

LPOツールの機能2:ヒートマップ

LPOツールで最近増えてきたのがヒートマップ機能です。ヒートマップがあると、ユーザーがどこまでサイトをスクロールしたか、どこをクリックしたかがわかるようになります。ただしあくまでざっくり目安なので、詳細に知りたい方はクリックイベントをLPに仕込みましょう。

LPOツールの機能3:データ連携

LPOツール内でデータが完結するものもありますが、Google AnalyticsやAdobe Analyticsとデータ連携ができるものもあります。データを連携することで、特定のユーザーのみに施策を行うなどが可能となります。

LPOツールの比較と注意事項

使ったことのあるLPOツールは感想を踏まえつつ、ご紹介します。

VWO(Visual Website Optimizer)

公式サイト: https://www.assion.co.jp/lp/05b/

VWOの特徴とメリット・デメリットと感想

国内でassion社が唯一の代理店のLPOツールです。お申し込みをしてサポートなどは全て同社が対応してくれます。VWOは、WEBサイトにjsタグを埋め込むだけで、初期設定が完了します。同一URL内でのABテストを簡単に始められます。またエンジニアの工数が空いていない場合などでも、VWOはGUIで画面をいじることができるので企画者で完結します。

ただしコーディングの知識がないと、できることは「ボタンの色を変更する」や「キャッチコピーを変更する」といった簡単なLPOしかしない方が良いです。jsを用いた検証などをするときはエンジニアに依頼した方が安全でしょう。

世界4,500社・国内400社以上に導入されており、実績が多いLPOツールといえます。ヒートマップ機能や、マウストラッキング機能もあるので、他のツールをわざわざ入れなくても良いのでコスパがいいです。

使用感としては使いにくくはないのですが、もう少しシンプルでもいいのかなと思います。使い方にもよりますが、ただシンプルにABテストをしたいだけであればちょっと面倒と感じることもあります。

あとデータの集計が要因がわからず合わないこともありました。VWOのタグの設置によってたまに発生するようです。ただLPOツールとしては費用がそもそも安いので許容してもいいと思います。

Kaizen Platform

公式サイト: https://kaizenplatform.com/

Kaizen Platformの特徴とメリット・デメリットと感想

Kaizen Platformは、LPOツールの提供もですが企画者(グロースハッカー)からの企画提案、実装、モニタリングまでをしてくれます。(プランによります)

こちらも1行のタグをWEBサイトに挿入するだけで、始められるので手軽です。

イメージですがサイト改善を丸っとお願いしてしまえるのが一番の売りなのかなと思います。サイト改善の部署をちゃんと作ろうとすると、結局は月に百万程度はかかります(企画者、デザイナー、エンジニア)。立ち上げの労力や、改善するかの確実性がない中で、丸投げできるのは手離れが良いです。グロースハッカーが1万名以上参加しており、知識も共有されていると聞くので改善する施策もたくさん出てきそうです。ただし業務範疇が増える程、コストも高額になるのでどこまでをどれぐらい依頼したいのかを決めておくと良いです。

最近は動画作成の評判が良いと至る所で聞くのでそちらも注目です。

DLPO

公式サイト: https://dlpo.jp/

DLPOの特徴とメリット・デメリットと感想

DLPOは700社以上の導入実績を持ち、ABテストやパーソナライズといった機能があるLPOツールです。パーソナライズができるということは、全体最適のCVR改善だけでなく、部分最適のCVR改善をすることができるようになります。

例えば年齢層や時間帯などができるので、セグメントを切った施策が可能です。そもそもトラフィックがないとあまり意味がないので大規模サイトにオススメです。

他に機能として便利なのは、ABテストの途中で明らかに最適ではないと判断されたLPが自動的に配信を停止されます。これは余計な機会損失をなくし、効果最大化をすることができるということです。

とここまでご紹介してきましたが、皆さん大事なことに気付きましたでしょうか。

LPOツールの注意事項

LPOツールを導入する前にチェックしておきたい注意事項です。ご確認ください。

LPOツールを使うほどの施策を考えていますか?

LPOツールはLPOを手助けするツールであって、魔法の改善ツールではありません。ほとんどのツールでは、改善提案は出てこないので「どういう施策をすることでCVRが改善するか」を自分で考える必要があります。

つまりLPOをするための企画がなければ、LPOツールを導入しても価値が発揮されません。もちろん企画の部分を外注することで解決することもできます。

LPOツールを使うほどのトラフィックがありますか?

LPOツールを使うことでたくさんのABテストをすることができるようになります。しかし現状のサイトで従来していたABテストの数より、さらに膨大な量をする必要はありますか?トラフィックが少ないサイトであれば、ABテストをたくさんしても改善するかの優位性が出るのに数ヶ月かかることも珍しくありません。その場合はLPOツールを使わずに、前後比較でCVR改善しているかを確認する方法もあります。

安易に有料のLPOツールを導入して、単なるコストにならないように気をつけましょう。

LPOツールをちゃんと使うならエンジニアが必要ですが依頼ができますか?

LPOツールの謳い文句である「非エンジニアでも使える」というものですが、あくまで簡単な施策に限るということを忘れてはいけません。

キャッチコピーや画像の差し替えだけでCVRが改善することはあります。しかしそれだけでは十分な改善ができません。LPOを行う施策としてはそれ以外にも、挙動を変えることや遷移先を変えること、情報設計を変えることなど無数にあります。それらを非エンジニアが行おうとすると、サイトがバグることが安易に想像できます。

そのような自体はLPOに取り組む段階で想定しておき、エンジニアへの依頼ができるかを想定しておきましょう。

とはいえLPOツールを使ってCVR改善はしたい

そのようなニーズはたくさんあります。ということでエンジニアに頼らず、非エンジニアでも今すぐできる施策の種類を一挙にご紹介します。

その際に意識すべきはファーストビューの完成度を高めることです。

なぜならファーストビューはほぼ100%のユーザーが見る(サイトに来てすぐに閉じる場合を除き)ので、LPOをした時の改善が大きいからです。

まずはLPOの手順をおさらい

LPOを行う際の手順は大きく「分析→打ち手検討→検証→振り返り」の4つに分類されます。

LPOのステップ1:分析

まずはLPOをするページを決めましょう。そのためにLPを分析する必要があります。LPOの分析をする目的は、改善すると効果が大きく出る見込みがあるかを見極めるためです。例えばSEO目的で作成したけど流入の少ない記事ページをLPO対象としても効果が出にくいです。CVは流入かけるCVRのバランスが大事です。対象サイトの中で流入が多いページを優先的にLPO対象としましょう。

LPOの対象ページを決めたあとは、どの部分を改善するとよいかを分析します。GA(Google Analytics)かAA(Adobe Analytics)が一般的な分析ツールです。流入以外で見るべきデータは、ページ内でクリックされている要素のや経由CVRや流入経路などです。

ただこれらのツールを使いこなすためには、事前にサイトにイベントログを仕込んでおく必要があります。

もしもまだ仕込めていないのであればLPOのためにすぐに仕込みましょう。仕込んでいないと、どの要素が押されているかが分析できないからです。それでもすぐにLPOを行いたい場合は、ヒートマップツールにあるクリック箇所がわかる機能を使うとよいでしょう。定量的には把握できないものの、参考にはなるはずです。

ヒートマップツールも入っていない場合は、ヒューリスティック分析や知人にサービスを使ってもらって分析するとよいでしょう。

LPOのステップ2:施策立案

LPOをするための分析を終えたら、次は打ち手検討です。分析で見えてきた課題に対して、どういう施策をするとLPOができるかを考えます。注意すべきはここでの打ち手は無数にあるということです。

例えば分析をした結果、ファーストビューが見にくいという課題を発見した場合、「画像を変える」「キャッチコピーを変える」「ボタンを追加する」など無数にLPOの打ち手が考えられます。

特にどの打ち手が効くのかを考えることがLPOを効率的に行うために必要です。ここでLPOのポイントですが、要素を細かく分けることで改善できる変数が増えます。そうすることでLPOによる効果を最大化できるようになります。

LPOのステップ3:検証

LPOの打ち手を検討したら、早速ABテストを行いましょう。ABテストにはシンプルなABテストの他、流入経路をセグメントとして絞るなど様々な方法があります。LPOを行うのであればまずは全体ユーザーに効果を出すために、セグメントは絞らずに行う方がよいでしょう。全体ユーザーに対してLPOを行い改善したのちに、セグメント別にABテストを行い効果を最大化できるようにLPOを行うとよいでしょう。

ABテストを行う際はどこが押されるようになったのかを振り返られるように、ログを仕込んでおきましょう。LPOは改善しなかった場合でも、行ったABテストから示唆を得ることで次に活かすことができます。なのでLPOを行う際は忘れずログを仕込みましょう。

LPOのステップ4:振り返り

LPOの検証が終わった後は振り返りを行いましょう。単純にABテストでどちらが勝ったか負けたかを見るだけでは勿体無いです。LPOを継続して行っていくことを考えると、検証による示唆はとても重要です。

LPOのステップ2で行った打ち手は、仮説通り改善に繋がったのか。ページ内のどの要素が押下されるようになったのか、遷移先がどう変化したかも確認したいところです。押下要素別のCVRを見ておくと、次回のLPOの際にどういう打ち手が効果的かを検討するのに参考になります。

上記がLPOの手順です。それでは早速LPOの施策事例をご紹介します。

今すぐできるCVR改善のためのLPO施策事例と解説

キャッチコピーを変更してLPOをする

最も簡単なLPO施策です。キャッチコピーを変更するだけでもCVRは改善します。

訴求がユーザーに刺さるにはどのようなキャッチコピーがいいかを検討しましょう。まずはたくさんのリストアップをしていくと良いですが、切り口を決めるとアイディアを出しやすくなります。例えば「お得さ」や「安心感」、「課題」と切り口ごとに何が刺さるかを考えると良いです。野菜を売るにしても、「スーパーで買うより安い」なのか「無農薬」なのか「買い物のために出かけずに済みます」と、切り口を変えるだけで訴求内容が変わります。

もしもエンジニアの力を借りられたら、セグメントごとに訴求内容を変えると更にCVRは改善します。

訴求を絞ってLPOをする

こちらは意外と知られていないLPO施策です。よくLPには「何かの賞が金賞!」「ユーザーも多い!」「限定!」といったように複数の訴求を表出している場合があります。

LPに訴求をたくさん書いても残念ながらユーザーは読みません。実際に皆さんも他社のサービスを閲覧してみてください。デザインにもよりますが、目のつく部分以外は読み飛ばしてはいませんでしょうか?

なので特に伝えたい内容だけに絞り、訴求を強めることでCVRは改善します。複数の訴求を出していたのであれば、それぞれどの訴求が特に改善するのかABテストをすると良いでしょう。

画像変更を変更してLPOをする

広告代理店がよく実施してくれるLPO施策ですね。キャッチコピー同様に画像は少し違うだけでもCVR改善します。例えば女性なのか男性なのか、正面を向いているのか横を向いているのか。キャッチコピーの内容や文字数との相性もあるのでバランスを取れると良いでしょう。

アクションボタンのデザインを変更してLPOをする

意外と忘れがちなのがこのLPO施策。キャッチコピーや画像と同様に大事なLPO施策です。アクションボタンの大きさや色を変更したり、影をつけることで立体感を出すなど意外と変数が多いです。まず試したい施策は、アクションボタンの巨大化(横幅を大きく広げる)ことやボタンの色を暖色(オレンジなど)にすることです。これだけでもCTRが大きく向上するのでCVR改善に貢献します。

アクションボタンの文言を変更してLPOをする

こちらは忘れがちなLPO施策です。アクションボタンの文言とアクションが一致しているかを確認します。例えば挙動としては「商品を探す」だが、「会員登録」という文言だと不一致です。予想していなかったことが発生するとユーザーは困惑し、CVR改善悪化の要因となります。

他の観点として例えば「商品を購入」というアクションボタンの文言があったとします。細かい部分ですが、言い切る形よりも「商品を購入する」の方がCVR改善する傾向があります。更に追加すると「商品を購入してみる」といった口語体の方がより改善する場合もあります。商材特性にもよるので色々と試してみると良いでしょう。

アクションボタンの文言にサブ文言を追加してLPOをする

こちらも意外と知られていないLPO施策です。例えば「商品を購入する」というアクションボタンの文言があったとします。それにサブ文言を追加するということです。例えば「購入は1分で完了します」や「人気商品です」といった文言です。これをすることでアクションを後押しすることができるようになります。

LPOを行うメリット

LPOを実施すると広告の費用対効果を改善できる

LPOを実施していくと、CVRが改善します。もし有料集客を行なっていて、LPOをしたページをLPに設定しているとCVしやすくなります。つまり広告予算を効率よく使うことができるようになります。

LPOを実施するとCVR改善効果が継続する

有料集客は集客を増やすことでCVを増やします。一方でLPOはCVRを改善することでCVを増やします。前者は予算を用意し続ける限り効果は出ますが、予算が切れたら効果は0になります。しかし後者のようにLPOを実施しCVRを改善すると、効果が継続します。LPOにより改善したCVRは、自然流入や有料集客を含む全てに効果的なので実施しないと勿体無いです。

終わりに

LPOツールの理解、導入することのメリットやデメリットは理解できましたでしょうか。まずはLPOツールを試すほどの施策があるかを、検討してみましょう。

上記のLPO事例を活用するだけで確実にCVRは改善しますので、ぜひ試してみてください。

記事スコア: 109

しょーりさんの他の記事も読む

  • 【保存版】直帰率・離脱率の悪化要因、改善施策をまとめました

    皆さん直帰していますか。どうも、しょーりです。サイトを運営していると、度々話題になる「直帰率」と「離脱率」。またそれらの悪化要因や改善施策。今回は直帰率・離脱率の悪化要因、改善施策をまとめました。この記事の内容を実施するだけでも、直帰率・離脱率は簡単に解決する 続きを読む

  • お名前.com会員に配信される「お名前.comドメインニュース」を配信停止の仕方

    お名前ドットコムからのメールが多く、配信停止をしようと思ってもなかなかやり方がわからなかったので備忘録。お名前ドットコムからのメールでメールボックスがいっぱいに。。久しぶりに開いたらメール数が数十件、中身ほぼお名前ドットコムってこと結構ありません?流石に消すか 続きを読む

  • 【保存版】初心者が始めるCVR改善の実践フロー

    好きな画面は一覧画面。どうも、しょーりです。皆さんはなんの画面が好きですか?私は圧倒的に一覧画面です。なぜならコンテンツをたっぷり見れるので、楽しいからです。特にpinetestとか最近でいうとBehanceとかは見ているだけで幸福度が高まります。しかし上記の 続きを読む

  • サービス(CVR)改善に特化した企画者としてUXデザイナーを採用した方がいい理由

    サービスを改善できる人材を採用した方がいいんじゃない?という場合はどういう時なのかを考えてみました。ここからは、サービスを改善するという言葉の抽象度が高いので、主要KPIであるCVRを改善するとします。ちなみに弊社ではビーンズというLPOに使える具体的でCVR 続きを読む

  • 【保存版】初心者でもできるグロースハック、サービス改善の方法を考えてみた

    眉間にニキビができました、しょーりです。最近色々なサービスでサイト改善もといグロースハックを通してKPI改善に携わることが増えてきました。実際に改善を行っていくと、海外で言われているグロースハックのレベルを目指す必要性が、実際にあまりないのではないかという肌感 続きを読む